

短編集「味なしクッキー」

気鋭の描く「無垢と悪意」の後味は? (表紙帯より抜粋) 『天使の眠り』でブレイク、岸田るり子の描く「わるい女たち」(原書房オフィシャルサイトより) 原書房 四六判
定価: 1680円(税込)
長編「白椿はなぜ散った」

錯綜する愛憎。はたして真実の絆はどこに?(表紙帯より抜粋) 文藝春秋 四六判並製カバー装
定価: 1785円(税込)
長編第七作「Fの悲劇」

不吉なことと、母に絵を描くことを禁じられ、大人になったさくらは、祖母から叔母の話を聞いて愕然とする。女優だった叔母・ゆう子は、20年前、京都の広沢の池で刺殺されたというのだ。その死の様子は自分が昔描いたあの絵とそっくりである。
次第に明かされるゆう子の壮絶な人生。そして驚くべき死の真相とは……?
母の愛が手がかりを示し、子を守り導く。これは、様々なかたちの母と子の物語。(表紙帯より抜粋) 徳間書店 四六判ハードカバー
定価: 1785円(税込)
アンソロジー「不可能犯罪コレクション」

持ち味の違う精鋭たちの中で、岸田るり子氏が「父親はだれ?」でどのような個性を発揮するのか? 是非自らの目で確かめて下さい。 原書房 四六判ハードカバー
定価: 1900円(税別)
長編第六作「めぐり会い」

ある日、ふとしたことから手に入った他人のデジカメの画像を見るうちに、華美はその中の見知らぬ美少年に惹かれていく。熱い感情を抑えきれず、画像から少年の家をつきとめた彼女は、そこで彼の恐ろしい犯罪を見つけ出してしまうが……!?
愛されず、自立もできない無力な女が、『運命の出会い』をきっかけに変貌していく姿と、その驚くべき結末を描いた、奇跡のラブ・サスペンス!(表紙帯より抜粋) 徳間書店 四六判ハードカバー
定価: 1890円(税込)
文庫版 鮎川哲也賞受賞作「密室の鎮魂歌」

冒頭の幻想的な謎、次々に起きる不可解な事件、そして論理的に解き明かされる驚きの真相。堂々たる本格ミステリーの傑作を、既読の方も改めて堪能してみるのも一興。未読の方は、文庫化を機に是非一読を! 東京創元社 創元推理文庫 装画・装幀:北見隆
ページ数320P 税込735円(本体価格700円)
5月10日発売
長編第五作「過去からの手紙」

ひとつひとつは取るに足らない、小さな違和感が積み重なっていく。 京都の町を自転車で駆けめぐる。個性豊かな高校生たちの活躍が楽しい、爽やかな青春ミステリー。 理論社 四六判
定価1,360円税込(本体価格1,300円)
長編第四作「ランボー・クラブ」

フランス語など習ったこともない不登校中学生の僕が、なぜ、サイト<ランボー・クラブ>のトップページに掲げられたフランス語の詩を読めるのだろうか? 僕はいったい誰なのか? ある日、そのランボーの詩が書き換えられ、その詩が暗示する殺人事件が……。
色覚障害の少年をめぐる事件の驚くべき真相。鮎川哲也賞受賞作家が贈る渾身の本格ミステリー。 東京創元社 ミステリ・フロンティア 四六判仮フランス
定価1,680円税込(本体価格1,600円)
小説すばる10月号 短編「生命の電話」

サツキは、営業の橋本と社長の前川のわずか三人だけの零細企業に勤めていた。電話番号が昔の「命の電話」と同じ番号なので、古いタウンページを調べた者から時々間違い電話がかかってくることがあった。その日も暴走族のメンバーで犯罪紛いのことばかりしている息子を殺して、自分も自殺するという母親から間違い電話がかかってきた。いい加減な受け答えをする前川に、サツキはうんざりするのだが……。
巧みに張り巡らした伏線。ロジカルに紐解かれる真相。鮎川哲也賞作家が放つ秀逸な短編ミステリー! 集英社 月刊雑誌 定価880円税込
第三作「天使の眠り」

鮎川哲也賞作家が放つ書き下ろし長編ミステリー! 徳間書店 四六判・ハード 定価1,890円税込
第二作「出口のない部屋」 美貌の新進作家・仁科千里のもとに原稿を貰いに行った私、魁出版の香川。
〈そうだ、この声だ。昔とちっとも変わっていない。それにしても、私に気づかないとは……〉

〈ああ、気がついたのだ。私に〉
渡された原稿のタイトルは「出口のない部屋」
「読ませていただいていいですか?」
彼女はロボットのように無表情のまま頷いた。
それは、一つの部屋に閉じ込められた二人の女と一人の男の物語だった。
なぜ、見ず知らずの三人は、この部屋に一緒に閉じ込められたのか?
三人は、免疫学専門の大学講師・夏木祐子、開業医の妻・船出鏡子、そして売れっ子作家・佐島響。いったいこの三人の共通点はなんなのか?
三人とも気がつくと赤い扉の前に立ち、その扉に誘われるようにしてこの部屋に入ったのだった。そして閉じ込められたのだ。
あなたたちは、どういう経緯でここにやって来たの?
それぞれが記憶を辿り、その部屋に来るまでを話し始める。
私の知りたかったことはすべてそこに書かれていた。そして〈出口のない部屋〉の意味も明らかになる。 『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞を受賞した岸田るり子が見事な手法で贈る、待望の第2作! (東京創元社HP 2006年4月5日掲載文引用) 東京創元社 ミステリ・フロンティア 四六判仮フランス
定価1,575円税込(本体価格1,500円)
鮎川哲也賞受賞作「密室の鎮魂歌」 海外でも成功している女流画家の個展会場で、『汝、レクイエムを聴け』という風変わりな作品を見た一人の女が失神した。画家が五年前に失踪した自分の夫の居場所を知っているはずだ、というのが彼女の不可解な主張だった。画家とその失踪したといわれる夫はまったく面識はない。

そして、その失踪の現場だった家で五年後の今、再び事件が起きた。今度は密室殺人事件だった。さらに密室殺人はつづく。
そして、失踪した男の背中の刺青と、絵の中の骸骨が持つ旗に描かれた図柄が同じだという奇妙な符合。魅力的な謎といくつもの密室に彩られた、鮎川哲也賞受賞の傑作本格ミステリ。(東京創元社HP 2004年9月10日掲載文引用) 東京創元社 四六判上製 装画:三浦均 装幀:緒方修一
ページ数280P 定価1,785円税込(本体価格1,700円) ※上記紹介文は、東京創元社のホームページより東京創元社および作者の了解のもとに引用掲載しております。 パブリシティ情報 雑誌Hanakoへの掲載情報
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